高齢者福祉論

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高齢者介護を行うにあたって日々の自己研鑽は欠かせません。

目の前の利用者に対して適切なケアができるかどうかももちろんですが、日々変化する高齢者制度や高齢者施策に合わせて業務内容や業務にかかる手続きなどが変化していきます。

よく誤解されがちなのが介護福祉士は高齢者や障がい者のうんこしっこの世話してるだけでしょ?何かを成し遂げたり成果が見えるわけじゃないのに、なんでそんなことを仕事にしているの?なんてよく言われます。

しかしそこには、高齢者や障がいのある方の生活があり、そこには自己実現をしたいという人の目標があります。そういった目標や意識を持って仕事に取り組んでいる介護福祉士は少なからずいるはずです(もちろんどこの職場にもいい加減な仕事をする人はいらっしゃいますが…)

そこで今回はしっかりと目標を持って介護に向き合っている方に向けた本を紹介します。今回の本は非常に平易な言葉で書かれており初学者にもわかりやすい内容となっていると思います。

新・介護福祉論

それではこれから高齢者福祉についてご紹介していきます!!

今回紹介する本は、国家試験に使うテキストっていうより、日々介護や、高齢者福祉に携わっている方に適しているのではないかと思います!

この本は、

2021(令和3)年度より順次施行されている、社会福祉士養成課程の見直しに伴う新カリキュラムを反映させ、社会福祉士養成の学生はもちろんのこと、高齢者福祉に関心のある様々な人たちが、見やすく、わかりやすく学べるように、主に下記の2つの点に配慮し、編集しました。

①確証の理解を踏まえ、自分自身の考えを整理し、言語化するために、各章にワーク(考えてみましょう」)を設置

②文字情報だけでなく、図表を積極的に設置

新・高齢者福祉論「はじめに」より

実際に本の中を見てみると図表が多く散りばめられており、社会福祉士や介護福祉士を目指すことを考えていない方にとっても非常に見やすい作りになっているのではないかと感じました。

本書の内容

この本は、

  1. 少子高齢社会
  2. 高齢者の特性理解
  3. 高齢者の生活
  4. 高齢者を取り巻く環境
  5. 高齢者福祉施策の変遷
  6. 老人福祉法
  7. 介護保険制度
  8. 介護保険等サービス:居宅・予防・地域支援
  9. 介護保険等サービス:施設サービス
  10. 高齢者医療確保法
  11. 高齢者の権利擁護
  12. 高齢者のためのさまざまな環境の整備
  13. 高齢者の雇用安定と家族の就労状の介護休業支援
  14. 高齢者と家族を支援する組織と専門職、市民の役割と連携
  15. 高齢者と家族等への相談援助

の章に分かれており非常に細かく丁寧に示されている印象でした!

この本は介護福祉士といった現場の方々が自分の介護の根拠を知るためにも大切な一助となるほか、介護支援専門員、社会福祉士といった方など広くの方にとっていただけると非常に参考になる文献かと思います。

是非ともこの本を読んで介護福祉士としての知識の幅を広げ、知識の深さをより深くしてみてはいかがでしょうか!!

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