【第37回】介護福祉士国家試験:過去問徹底解説(No.1〜2)
過去問は「言葉の意味」を自分の体験に置き換えれば勝ち!
介護福祉士の試験は、漢字の羅列に惑わされず「要するにどういうこと?」を理解するのが合格への近道です。さっそく第37回の問題を見ていきましょう。
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問題1:アドボカシー(権利擁護)の視点
【設問】
介護福祉職が「アドボカシー」の視点から行う対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(選択肢は省略:正解は 4)
💡 プロの解説:アドボカシー = 「心の声を通訳すること」
アドボカシーとは、簡単に言うと「本人が言いたくても言えない気持ちを、代わりに伝えて守ること(代弁)」です。
- ×選択肢1(説明と同意): これは「インフォームド・コンセント」。手術前に先生が説明してハンコをもらうイメージです。
- ×選択肢2(他職種の助言): これは「チームワーク」の話。みんなで協力しましょう、ということです。
- ×選択肢3(趣味を活かす): これは「ストレングス(その人の強み)」。得意なことを伸ばそう!という考え方です。
- ◎選択肢4(意思をくみ取る): これが正解!遠慮して「トイレに行きたい」と言えない人の気持ちを察して、代わりに動くのがアドボカシーです。
- ×選択肢5(情報のバリアフリー): これは「アクセシビリティ」。誰でも情報にたどり着ける仕組みのことです。
問題2:自立支援と実習生の向き合い方
【設問】
左麻痺のあるAさんが、実習生に「車いすを押して」と頼みました。家族からは「自分で行ってほしい」と言われています。指導者の助言として最も適切なものを選びなさい。
(選択肢は省略:正解は 5)
💡 プロの解説:自立 = 「全部ひとりでやること」ではない
多くの人が勘違いしがちですが、介護における自立とは、機械のように全部自分で動くことではありません。「自分の意志でどうしたいか決めること」も立派な自立です。
- ×選択肢1〜4: これらはすべて「指導者の決めつけ」や「ルール(家族の意向)の押し付け」です。Aさんの「今、この瞬間の心」を無視してしまっています。
- ◎選択肢5(理由を考える): これが正解!「いつもは自分でやるAさんが、なぜ今日は頼んだのか?」という背景(痛み?疲れ?実習生と話したい甘え?)を想像することが、プロの第一歩です。
💡 合格へのショートカット・アドバイス
試験では、「利用者の気持ちを一番大切にしている選択肢」が正解になる確率が非常に高いです。迷ったら「自分が利用者だったら、どの対応が一番うれしいか?」を基準に選んでみてください。
「アドボカシー = 代弁(心の通訳)」と、ノートの端に1回だけ書いてみましょう!
この一言を覚えるだけで、過去問の正答率がグッと上がります。
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